大学生活を資格試験に捧げてみた

完全に自己満足です。

 

思ってることつらつらと書きます。

 

興味ある人だけどうぞ。

 

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ぬこすこw

(サムネ用:ラグドール)

 

大学生活でやったこと

1年生:簿記3級、2級→合格💮

          全経上級→不合格

2年生:6月簿記1級、12月短答→不合格

          11月簿記1級→合格💮

3年生:簿財消費→?

 

 

結論ファーストが面接の基本らしいので。

 

資格試験を通して一番感じたこと。

 

「人間の一番の財産は時間」

 

当たり前なことだけど、全然わかってなかった。

 

人間はほぼ等しく時間っていう共通の財産を与えられてる。それをどう使うかはお金と一緒で個人の自由。

例えば、アルバイトは自分の時間をお金という財産にコンバートする行為。そのお金を旅行やお酒に使って、娯楽として時間を愉悦に満ちたものにする。はたまた家賃に使って、安全で快適な時間を確保することもできる。

 

同じ感じに資格試験も考えられる。今ある時間を社会的地位がある資格を取ることに費やし、将来の時間単位あたりのお金への変換率を高める、又は社会的信頼・名声を得るといった一種の投資行為といえる。

 

ただそれだけのことに気づかない当時の私。

会計士になれば全てのしがらみから解放されるって思っていた。主に家族その他の人間関係、他にはお金(お金は合ってた)、就職、そして時間。

「資格試験の合格こそが時間を節約する近道だ」といった思考。

合格すること前提で、かつ長い目で見れば間違いではないけど、わざわざ負わなくていいリスクを負って投資に挑むような馬鹿だった。

 

ちなみに結構いませんか?お金にケチ臭いくせに時間にルーズな人。お金と時間は同価値、時間の方が価値が高いまである。

大学生なんて腐るほど時間がある最後の期間なんだから、少しでも後悔しないような時間の使い方ができてるかどうか振り返ってみてもいいと思う。

 

そこまでわかったのに何で会計士受験辞めてまで税理士受験やってるの?

この文章を書くこと自体時間の無駄じゃない?

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ブーメランが頭に刺さって痛い。

 

後者に関してはぶっちゃけ正しくて言い返せない。

でも、前者に関しては私なりの理由がある。

 

就活で会計士受験をしていたことを隠すため。

 

とりあえずここから先は自分語り。時間の使い方の失敗談が聞きたいとか、資格試験に興味ある人以外は読む必要ないと思う。

 

 

勘違いしてほしくないのだが、会計士受験を馬鹿にしたいとかそういう意図では決してない。むしろ会計士の勉強で得たことの方が大きかった。恥ずかしくて大声では言えないが、今でもたくさんの書き込みがされたテキスト類は自分の努力の証として保存してあり、多分死ぬまで捨てないと思う。

 

それでも隠したいのには訳がある。

「どうして諦めたの?」という質問が怖いから、というか答えられないと思ったから。

 

周りでも短答落ちて辞めた人がいっぱいいるが、何故そんなに割り切れるのかがわからない。本気で勉強して落ちて、続けるか辞めるかの岐路に立たされ、辞めるという選択を下したことに対する負い目はなかったのか。

 

私にはあった。時間を無駄にしたという最大の後悔があった。社会に出てからも十分に役に立つ知識を手に入れたし、受験を通して知り合った人もたくさんいる。それを差し引いても2年という時間の損失は私にとって計り知れなかった。せっかく見つけた夢を諦めるのには十分すぎるほどの痛手だったから。

 

もちろん会計士受験を続ける選択肢も十二分にあった。費やした2年という時間を無駄にしないよう足掻くという選択肢。しかしこの話の前提にあるのが、当時の私が会計という分野に興味もこだわりも一切無くなっていたことである。私が一度Twitterでゴチャゴチャ言ってたのを覚えてる人にはわかると思う。

 

結果として会計士受験から逃亡することにした私だったが、とある問題が浮上してきた。

 

そう、就活である。

 

会計士という独占業務がある資格を諦めるということは、一般の大学生と同様に就活することを指す。普通に就活することも考えたが、今持ってる資格以外に全く長所がないので、しぶしぶ経理・財務の職種を志望することに。ここで上記の問題につながる。

 

こんな訳のわからない世迷言を面接官に言うのか?いやいや、ありえないだろう。かといって受験の都合上、サークルもバイトもほとんどしてこなかった空白の2年をどう説明するのか。簿記1級なんて中途半端な資格が邪魔になる。

 

そうだ税理士受験していたことにすればいい。

 

簿記1級が受験資格になっていることで辻褄が合う上、税務への理解があるアピールにもなる。もちろん大原に金と時間を貢ぐことになるが、あと1年棒に振ろうが振るまいが当時の私にとってはどうでもいいことだった。

 

結果から言うと、この選択は割と正しかった。とりあえず税法は面白い。あと国際税務に興味を持った。卒論書くことになったらテーマは国際税務で決まりである。

一番大きかったのは、燃え尽き症候群にならずに済んだこと。ここまで悲観的に書いてきたが、私は真剣に、自分の全力を尽くして受験勉強をしていた。いきなり何もしなくなっていたら、多分抜け殻になって鬱になってたと思う。

 

 

死ぬほど脱線したこと書いてたから、とりあえずまとめときます。

 

・時間はあなたの唯一無二の財産です。何に使うかはあなた次第ですが、私のような後悔の残る使い方はオススメしません。

 

・資格試験は大学受験を失敗した、我々め○だいせいにとってチャンスのある投資だと思う。けれど、自分の将来が本当にその資格を必要としてるかをしっかりと吟味した方がいい。難しい資格であるなら尚更、覚悟と意思を貫ける芯が必要。

 

こんなとこですかね。

 

全く関係ないですが、大学1年生のときの私の夢は「会計士に受かって家族を見返して、好きな職業に就くこと」でした。

このブログを書いてる大学3年生のときの私の夢は「地方(できれば京都)で猫(尻尾がモサモサしてる系がいい)と住むこと」です。

 

もはや関連性が一切ないです。人生そんなもんですよね?大学生の分際で達観しすぎですかね?

 

こんな感じで今回は終わり。

次は読書のやつの後編か、努力と才能について書こうかと思います。ではでは〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日談、というか今回のオチ。

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3月開講で平均点までいくのスゴくね??

ちなみに第1問はベタ書きと複合理論18/25点、事例問題4/25点という脳筋でした。

勉強しろ。